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23/09/08 更新
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おおかみこどもの花の家は、映画 「おおかみこどもの雨と雪」の主人公「花」とその家族の暮らす家のモデルとなった古民家です。このホームページは、花の古民家から情報を発信するページです。
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雪囲いのひみつ
どっしりと雪に構える雪囲い。さあ、どうやって、この姿になるのでしょうか?
実は、夜寝ている間に自動的に、、、な訳は無いので
たくさんの地元ボランティアのサポーターの方に来て頂いています。
さて、この竹の柱、なにやら番号がありますね。
そうなのです。実は、お家にはこっそりと印があったのでした。
お家の印と、竹の番号を順番に並べていけば、縦の柱が完成するのでした。
この太い竹の隠し場所は、南側客間縁側の下。雪の季節までは、密かに仕舞われていたのでした。
そして、横に渡す細い竹も沢山いります。
こちら、長さがあるので、納屋の屋根裏に隠してあります。
屋根裏は2箇所口があるのですが、左側は控え室用に天井換気扇を付けたので、右側だけに仕舞います。
縦の竹柱に横の竹を縛り付けていきます。縦の竹は軒下に寄りかかっているだけで固定はされていません。
わら縄を使って縛り付けていきます。
こうですよ。
え?どう?
あ〜ココはこう、ちゃんとクロスさせて、しっかり縛って、、、
えっと、こうらしいです。写真をクリックするとムービーが見られます。
土台の竹枠が完成したら、こもを掛けていきます。
こもの隠し場所は、土間の2階です。屋根まで届く2段梯子もここに隠してあります。
こもは土台の石の縁に乗せていきます。このこもは実は葦簀(よしず)とは違ってススキを編んで作られています。地元伝統の品で、大垂れ(おおだれ)と呼ばれるそうです。殆ど手に入らないのですが、今回は新しい物を探して頂いて、幾つも頂きました。
去年までは、こももナイロン縄で止めていたのですが、ここは一つ便利グッズに登場頂いて、、、
拘束バンドで止めていきます。
端以外は届かなくなるので、表と裏から協力して止めていきます。これは仮り止めなので、落ちない程度に止めていきます。
端っこまで、こもが掛かると、横棒で押さえます。
横に竹を取り付けて、今度はしっかりと固定していきます。
縁側の雨戸も、もう春までは開く事はありません。しばらくは、ちょっと暗い冬仕様です。
ガイドの棒で縄を通す必要が無くなったので、とっても素早く出来るようになりました (=´∀`)
さて、端っこまで来ましたよ。
右側完成です (=´∀`)
左側はこんな感じで完成です (=´∀`)
こちら側はトイレの壷があります。冬の間、殆ど使わないので開ける必要は無いのですが、一応、開くようにしておきます。
サポーターの方々、ありがとうございました。
これで、雪が降っても大丈夫です(=^x^=)
さて、雪が降っている時は、こんな感じになります。
外からだと、こんな感じです。もう雪に押し潰されてしまいそうですが、、、
実は、囲いに直接雪が当たる訳では無いのです。なぜ雪囲いが必要かというと、屋根から落ちた雪の塊が跳ねて窓が割れるのです。降り締まって固くなった雪の威力はあなどれません。
さて、見られないからとか、人手が無いとかの理由で万年雪囲いだった裏庭ですが、寝室と勉強部屋を綺麗にしたので、その時に片付けました。
寝室、勉強部屋側は雨戸があるので大丈夫ですが、台所に雪囲いが必要です。
こちらは、大工事はいらないので、ひっそりと枠を取り付けます。
雨戸の枠にバンドで竹の棒を固定します。
反対側も横棒をバンドで止めます。
と、そこにポリカの波板を、これまたバンドで簡単に、、、
あれよあれよと言う間に、どんどん覆われていきます。^^
ば〜ん!と完成してしまいました (=´∀`)
竹と21世紀な素材のハイブリッドですし、、、
台所も、とっても明るいから良いですよね!ね?
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